貫入とは
陶芸のホームページなのに
なぜか料理の書き込みが多いいので
今回は真面目に陶器の話です。
陶磁器には貫入(かんにゅう)といって、表面に細かいヒビのようなものが
入っていることがあります。
特に陶器は生地(粘土)と釉薬(ゆうやく:うわぐすり)の相性の良し悪しや
収縮率が違うことにより生じやすくなります。
ただし貫入は亀裂(器の表と裏にわたって入っているもの)ではなく
釉薬の部分にヒビ゙が入っているだけなので製品不良ではありません。
上の写真を見てもらうと左側の器に黒い線が入っています。
これは貫入にコーヒーが入ってしまったものです。
下の写真はその器の裏側です。
外側全体にも黒い線が見えます。
これはコーヒーが内側の貫入から生地に入り外側にまで
染み込んでしまったものです。
こうならないためには、使い始める前に煮沸することが大切です。
煮沸する方法は次回にて。
ただし完全に防げることはできません。
これもまた陶磁器を使う楽しみの一つです。
萩焼などはこの貫入にお茶が染み込む様子を器の景色として鑑賞します。
粉引き(こひき:こびき)
青磁釉薬
などは貫入が出やすいと技法と釉薬といわれています。
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